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NZビザに対する更なる変化

ニュージーランドは、冬の季節です。
今冬は、例年に比べ雨が少なく、農業に従事する方にとっても、その農作物を買い求める方にとっても心配の種になっています。一方で日本の今夏は特に暑さ厳しく、更に台風による被害も大きく心配が尽きませんでした。皆様のご無事をお祈り致しております。

 

今回は、8月にニュージーランドの移民局が発表した、一部のビザに関する変更について触れてまいります。以前、このブログでも、移民を積極的に受け入れてきたニュージーランドにも変化が訪れているとお伝え致しましたが、下半期に入ってからも、更なる変化が見られました。

Blog August

 

 

 

 

 

 

 

(NZ Heraldより)

 

今までは、ニュージーランドで30週以上のBachelor’s Degree(学士)またはPost graduate qualification(大学院以上)コースを修了した留学生は、1年間のPost-Study work Visa(Open:どのような分野の業種でも就業することができる)を申請することができ、その後、就学した分野にて就職できた場合には、更に2年間のPost-Study Work Visa(Employer Assisted:雇用主のサポートが必要)を申請することができました。つまり、このPost-Study Work Visa(Employer Assisted)は、技能移民部門での永住権申請の近道でありました。
しかし、今年の11月26日より、Post Study Work Visa(Employer Assisted)が廃止され、Post-study work Visa(Open)の条件が大幅に変更されることになったのです。

 

~Post-study work Visa(Open)における条件についての変更点 抜粋~

30週以上の修学、且つ、Bachelor’s degree[レベル7] もしくはそれ以上の学位:3年
30週以上の修学、且つ、Graduate Diploma[レベル7]
オークランド市内での就学の場合:1年
オークランド市外での就学の場合:2年

その他にも、学生ビザ保有者のパートナーのWork Visa申請にも条件が加わります。
レベル7及び8のコースでフルタイム就学している場合、パートナーがWork Visaを申請することができましたが、以後は、就学しているコースが人材不足の分野に該当しなければ、パートナーのWork Visa申請をすることができなくなります。

詳細は、下記リンクにてご参照頂けます。

https://www.immigration.govt.nz/about-us/media-centre/news-notifications/post-study-work-rights-for-international-students-frequently-asked-questions.pdf

 

今回の変更の根底には、より高い学位を目指す留学生に対する永住権取得をサポートすることで、技能の高い移民のみを受け入れ、人材不足とされる分野を活性化させたいという目的があります。
さらに、オークランド市内での就学に偏りが見られ、学生数が飽和状態となりつつある中で、オークランド市外での就学がより推奨されています(より長い期間のPost study work visaを申請することができます)。地域間での留学生や移民数の格差を縮めることにより、オークランド以外の都市の活性化を図りたいという、ニュージーランド政府の願いが込められています。

 

2018年に入り、既にいくつもの変更が見られるニュージーランドの移民法ですが、今後も更なる変化が訪れることでしょう。ニュージーランドでの永住を目指される際には、『どの地域』で、尚且つ『どの分野』においての就学を選択されるのかが、現時点でのキーポイントであると言えそうです。

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