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ニュージーランドの銃規制

4月に入り、日本では各地で花の便りが聞かれる頃となりました。
1日には、新年号の発表があり、この時ばかりは仕事の手を止め、NZに居ながらにして歴史的瞬間を見届けました。
日本も、もうすぐゴールデンウィークが始まりますが、こちらニュージーランドでも、イースターホリデーという連休が控えており、街中では早くもイースターエッグの装飾が各お店を彩っています。

 

【4月の祝祭日】 ※ 弊社も休みとなります

19日(金) & 22日(月) イースターホリデー
25日(木) アンザックデー

 

先月、クライストチャーチでは、悲しい出来事に見舞われました。
私共へも「大丈夫ですか」「落ち着いた日々になりましたか」と、お客様からお声を頂きました。
クライストチャーチに留まらず、遠く離れたオークランドでも、事件後、モスク(イスラム教徒の方が礼拝を行う場所)には、銃を装備した警察官が配置されるなどの警戒態勢が今も続いておりますが、そのお蔭で、私達はあの痛ましい事件が起こる前と同じ平穏な日々を過ごさせて頂いております。

 

「ご連絡を下さった皆様へ たくさんの温かいお言葉 ありがとうございました」

 

いかに悲惨な事件であったかのかが世界各地で取り上げられる中、もう一つ注目されたのが、ニュージーランドの銃規制配備の迅速さです。
“ニュージーランドの歴史上最も暗い日”と呼ばれた今回の事件を受け、アーダーン首相は、異例の速さで法改正を決定しました。

 

先日、事件発生後から72時間のアーダーン首相の動きを追った記事が、NZ Herald紙面にも掲載されました。

https://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=12219516

 

事件は、3月15日 午後1時40分に発生。
同日午後8時には、銃規制を改正することが言及され、事件発生から4日目の3月18日午後、アーダーン首相は、銃規制法の改正が閣議決定したことを発表しました。
その際、1996年にオーストラリアで起こったポートアーサー事件にも触れ、この事件後、オーストラリアでは銃規制法改正まで12日間を要したが、今回ニュージーランドではわずか72時間で閣議決定に至ったことが述べられました。

 

銃乱射事件が後を絶たなくても銃規制を強化できないままのアメリカ、法改訂に数カ月を要する日本などと比べるだけでも、いかに早い決断であったか計り知ることができます。
二度と起きてはならない事件でありますが、国民を全力で守るというNZ政府の強い思いを感じることができ、私にとっては、そんなNZに移住して良かったと強く思う瞬間でもありました。

 

犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

(A)