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キャッシュレス決済について

この度の台風19号の被害は、ニュージーランドでもニュースに取り上げられております。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈りしております。

 

 

今月初めに10%へ引き上げられた日本の消費税や軽減税率について、報じられたニュースを読んでいたとき、私が興味深く思いましたのは、キャッシュレス・ポイント還元についてでした。
対象店舗のみという限定付きではありますが、キャッシュレス決済により2%もしくは5%のポイント還元が受けられるというものです。
現金取引の多い日本が世界に足並みを揃える形で、キャッシュレス決済を広げようという期待が、この事業に込められていることは伝わってきたのですが、対象店舗のみならず、多種多様な決済カードが存在しているということで、スタートから相当複雑な仕組みとなっていることへの懸念を抱いたことを記憶しています。

 

日本は先進国では珍しく、キャッシュレス決済率は全体の2割。
未だに現金取引きが主要な国のひとつです。
近隣国である韓国では9割、欧米諸国では5割という高い率で、キャッシュレス決済が行われていることを考えますと、いかに日本が現金社会であるのかが伺えます。
ここニュージーランドにおいてもキャッシュレス化が進んでおり、実に7割超のキャッシュレス取引が行われています。

ニュージーランドのキャッシュレス決済において大きな役割を担っているのが、EFTPOS(エフトポス)機を介しての支払いです。

 

EFTPOS

 

 

 

 

 

 

 

上の写真が、EFTPOS機(一例)なのですが、この機械にカードを通し決済します。
EFTPOSはもともとアメリカで開発され、1985年に初めてニュージーランドに導入されました。
当時、各銀行から発行されたキャッシュカードを通し決済することから、ニュージーランドではキャッシュカードのことを「EFTPOSカード」と呼んでいます。
EFTPOSはもともとアメリカで開発され、1985年に初めてニュージーランドに導入されました。今から34年も前のお話です。
当時はガソリンスタンドでのキャッシュレス決済の手段として、利用が開始されたそうです。

 

EFTPOSが人々の生活にここまで浸透するようになったきっかけは、ATMの普及にあります。
1993年~2007年頃にかけ、ATMでも利用できるクレジットカードやDebit(デビット)カードを次々と導入し始めました。
Debitカードは、クレジット機能のないVisaやMasterカードで、インターネット上での買い物や海外での買い物が即日決済で利用できることから、その便利さに人気を博すことになりました。
1994年には、国内のEFTPOS決済の総額が約9200万ドルであったのに比べ、2007年には約10億ドル、13年間で約10倍にまで増加しました。

 

ニュージーランドにお越し頂いたことのある方はご存知だと思いますが、ほぼ100%と言っても過言ではないほどに、お店やレストランなど、どこに行ってもEFTPOS機が設置されています。
今では街頭での募金であっても、EFTPOS支払いが利用できる程にキャッシュレス決済が浸透しており、外出の際、現金を持ち歩く人はほとんどみかけなくなりました。
銀行発行カードから始まったニュージーランドのキャッシュレス決済文化。
シンプルだからこそ、その周知と定着がスムーズであったのかもしれません。

 

ニュージーランド国内銀行で発行されたカードを、今までお使い頂く機会が無かった方も、キャッシュレス時代に合わせて、ご利用を始めてみてはいかがでしょうか?
便利はご利用方法につきましては、弊社までお問合せ下さい。

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